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沖縄戦の悲劇「対馬丸事件」が当事者や家族に残したものとは
2024年6月3日刊

上野かずこ著

蕾のままに散りゆけり 原対馬丸から生還した教師の魂を娘が辿る
定価1890円(税込)

 

母は言った。「私は生きるべきではなかった」と

目の前で多くの教え子をなくした漂流4日間

太平洋戦争末期の1944年7月、沖縄県民疎開の方針が打ち出され、

8月21日、疎開学童834人を含む1788人を乗せた貨物船・対馬丸は長崎に向け出航。

トカラ列島・悪石島北西約10キロ地点で、アメリカの潜水艦によって攻撃され、沈没。

1484人が犠牲になった。
 

著者の母・新崎美津子は引率教員として、妹とともに対馬丸に乗船していた。
4日間にわたり海を漂い、多くの教え子を助けられず、

救われた後も口を噤んできた母が

「自分が語らなければ、子供たちが忘れられてしまう」

と語り始めるまでを追った、感動の記録。

 

仕様:四六版 256ページ 上製

ISBN978-4-910490-11-3 C0021 定価(税込)1800(本体1800)円

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